2011年5月10日火曜日

これまでの経過

2010
4月15日
「ファントムの格納庫をつくる」という話で、リーダーの鈴木啓志氏の声かけのもと、遠藤、田中、中村が白州に集まる。
少ない材料で組み上げられるトラス(三角形の骨組み)を使って形づくれないだろうかと、鈴木氏が模型で提案。
「ファントム場作り」の計画が始まる。

5月5日
模型・トラス試作

5月10日
打ち合わせ②・試作トラス耐力実験
格納庫というよりも、人々が集まるきっかけになるものとして、普段も気軽に立ち寄れる展示場としてのコンセプトが固まっていく。

6月27日
打ち合わせ③・敷地実測

7月10日
チラシ作成
夏のワークショップ、イベント開催のチラシを作る。
ファントム場作り、原口氏のワークショップ、原口典之氏と田中泯氏によるパフォーマンスの企画。

ワークショップ開始

7月17日
ファントム組み立て・試作トラス
構造体になるトラスのユニットを、耐久実験をしてはデザインを改善していく。

7月18日
パフォーマンス準備・コラボレーション公演

前半戦・トラス製作
7月19日
作業場制作・トラス制作
木材を切り出し、ボンドとビスで接合して、トラスを組み立てる。原寸大で、確かめながらの作業。



7月20日
敷地計測・トラス制作
敷地にラインを引いていく。配置を決定。

7月21日
トラス制作・基礎制作

7月22日
トラス制作・基礎部鉄板加工

7月23日~24日
トラス制作

7月25日
トラス制作・足場組み立て






7月26日
トラス制作・基礎配置
基礎は一斗缶に打ったコンクリートを、それぞれのトラスの足元に埋める。

前半戦・トラス立ち上げ
7月27日
トラスのユニットを、大工さんの協力でユンボにより立ち上げていく。
基礎の鉄板に取り付けて固定。




7月28日
トラス立ち上げ・補強
9本全てのユニットを立ち上げる。
最高高さ6m強、幅11mにも及ぶ空間の骨格。



7月29日
トラス足制作

7月30日
角度調整・補強
軸材を入れて補強をし、ユニットの間をつなげていく。
角度や先端の並びなど、細かい作業。

7月31日
前半戦・最終日
ファントム収納。
鈴木氏が加工したレールに乗ったファントムは人一人の力で動かすことができる。
屋根張りなどの作業を残し、7月の作業は終了。

後半戦・屋根張り
10日ほどの中休みを経て、後半戦の為、再集合。ファントムが雨を避けるための屋根張り作業。

8月10日
杭打ち込み・ワイヤー張り

8月12日
ビニペット、ポールの取り付け
冬の間の雪重荷対策に、先端にポールを取り付けられるよう、金具を打ち込む。

8月13日
塗装や補強といった細かい詰めの作業。

8月14日
シート張り
屋根はターポリンシートというテント素材を、ビニペットという農業資材に挟み込みながら張っていく。
屋根には補強の為、ワイヤーを張る。

8月15日
屋根張り完了。
雨を、日差しを避ける空間が完成。
計20日間の作業期間を経て、「ファントム」場作り完成。



その後
2010年夏~
ファントムの展示場は今後2年間、この地で公開。
その期間、この場所では工作や耕作を行い、人々が訪れ、交わる場作りを行っていく。
耕作では菜の花や大豆、麦などの作物に挑戦。
工作では塗装や、加工をして、場作りを拡張する予定。